借り入れ

仮払金は使うな!実はあなたの決算書は銀行評価が下がっていますよ。

 

仮払金

 

仮払金って聞いたことありますか?

または決算書で見たことありますか?

自分の決算書で

「あー、そんな項目があった気がするなー」

って思い出すことができるなら、

いつのまにかあなたの決算書の評価が下がっているかもしれません。。。

 

え?なにそれ!?

という場合は対策をちゃんとして評価を下げないようにしましょう!

 

仮払金とはなぜ発生するのか

社長であれば普段自分で経費をしはらっているのもあれば、

経理の人がいれば経理の人に支払いをお願いしているものもあると思います。

 

会社の規模にもよりますが、自動引き落とし分も含めて決算までの1年の間に

何百、何千という支払いがあります。

その支払いが定期的な相手であったり、ものであったりすれば記録をしなくてもわかるのですが、

単発の場合だと記録を行っておかないと使った社長が覚えていないと不明になってしまう

お金が出てきます。

それが「仮払金」ということで一時的に決算書に載るのです。

載る決算書は貸借対照表(B/S)と呼ばれる種類の書類です。

この貸借対照表は決算日といった一時点をバサッと切って、そのときの資産、負債を

断面図のように見せています。

金太郎あめ

 

 

 

 

イメージはこんな感じの金太郎あめみたい。

顔があるところがその貸借対照表一枚一枚、カットされた飴ひとつひとつがその会社の決算書一式

っていう感じです。

ちなみに決算書の中に損益計算書(P/L)と呼ばれるものがありますが、

その損益計算書は1年間通した事業の成績(売上や経費等)を表したものです。

トンネル

 

 

 

 

 

イメージは1年間通したトンネルのような感じを思ってもらえると分かりやすいかと。

 

さて、話がかわいらしいイラストで和んだところで笑

一時点で強引にバッサリと切り取るからこそ、その時点では何のために支払ったか内容が

分からないものを仮払金とするのです。

でも仮払金は一時的なもので、通常は翌年にはその内容がセミナー代だ、消耗品代だ、

とわかることが多いので適切な支払い項目になります。

 

そのほかに仮払金が発生する可能性があるとしたら、

金額が確定していない経費に使うためとりあえず預金通帳から引き出した、ということもあります。

とりあえず、いくらかかるかわからないから50万円ひきだしておいて、使って残ったお金をまた口座に戻す。

その引き出したときから戻すまでの間に決算日がくると金額が確定していない引き出しなので仮払金として処理されるケースもあります。

 

あとひとつあった嫌なケースとしては従業員が社長の許可なくお金を勝手に使ってしまって、

それを従業員から返金してもらうものとして貸付金にするのか、その勝手に使ったものは

会社の事業に合う支払いだから返してもらわないものとして経費にするか、考えていたところで

決算が来てしまったので一時的に仮払金にしているといったこともありました。

(結局は返金してもらうということで貸付金に翌年にはしましたが。。。)

 

銀行は決算書を格付ではどう評価するのか

仮払金は翌年以降ちゃんと経費になるか、貸付金になるか等で分かるから

そんなに気にしなくていーじゃん!

って思うかもしれません。

しかし、銀行が毎年決算書を評価する格付ではマイナスなのです。。。

 

というのも銀行は決算書を評価するときに査定というものをおこないます。

この査定というものは貸借対照表にある内容はちゃんと正しいのか、ということを査定します。

資産項目に挙げられている売掛金や在庫などといったものはいつかは現金になるため、

査定をせず、一方前払費用や繰延資産といったものは既に支払っている経費を一時的に経費

としないため資産として計上しているものなので、翌年以降にはいずれ経費となります。

そういったいつかは経費になる純粋な資産として見ることができないものを銀行評価では

資産だったとしても査定によって経費として判断していくのです。

 

経費として判断されたら大変です。。。

判断されたものはもう本当はないもの、経費として使われているものとされるため、

純資産の金額からマイナスされるのです。

例えば会社の決算書に載っている純資産の金額が50万円とします。

資産の項目に査定されたら資産として認められない前払費用が100万円計上されていたとすると、

その会社の査定後の純資産はマイナス50万円となってしまっているので、

銀行評価上はお金を貸しにくい会社となってしまうのです。。。

 

 

ここで問題なのが今回のテーマである仮払金です。

仮払金はなぜ発生するかでも書きましたが、経費として支払っているものの何に使ったかどうか

わからない費用である、また金額が確定していない経費である可能性が高いと考えられています。

ということは銀行が決算書を見て行う格付の査定では

「仮払金=経費」

という図式が成り立ち、知らぬ間に経費として判断されてしまうのです。

 

社長としては十分利益が出ていた会社だったのに実は銀行から見るとお金を貸しにくい会社であった。。。

という悲劇は味わってほしくないです。

 

銀行評価を下げないために

では銀行評価を下げないためにはどうしたら予定でしょうか。

それは仮払金という項目を使わずにその時点で適切な項目に変えることです。

それが一番効力を発揮するのは嫌なケースでもありましたが、

結局は貸付金となる場合です。

貸付金となりお金が戻ってくるのならば査定で勝手に銀行が経費とするのではなく

資産として残してくれます。

いつの間にか評価が下がっている、ということがないのです。

これは貸付金ではなく、

 

立替金(一時的にお金を立て替えており、いずれ戻ってくる)

となるものだな、、、

と思われるものでも有効な手段です。

 

あいまいだからとりあえず仮払金にしよう!

という考え方をやめて、少しでも現金で戻ってくる可能性があるなら、

できる限り貸付金や立替金など戻ってくるお金です!と決算書でアピールしましょう。

 

でも、勝手に税理士や経理の人が仮払金として処理してしまって決算書に仮払金と

載ってしまった人も安心してください!

要は銀行が評価をする際にちゃんと戻ってくるお金なんだと分かればいいんです。

決算書を出すときに仮払金の説明を銀行に行うことにより、査定されず資産として残ります。

 

判断を相手任せにするのではなく、自分でコントロールしていくことが重要です!!

資産であることをアピールしていきましょう。

 

【編集後記】

昨日は4連休の休みの2日目

朝5時台に起きてブログを書いてから夜まで外出した充実した一日でした。

外出理由は謎解きゲームです。謎が解けていろいろな駅に行ったのが楽しかったです。

夜はブログのカスタマイズ。

テーマを変えていろいろと試行錯誤しています。

いかに見やすく、しかも他の人と違うように作れるかチャレンジです。

すぐ近くに読者(奥さん笑)がいるので逐一感想を聞いてみます!

 

記事を最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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