いやー 失敗しました。。。
すごいささいなミスなんですが、なにも見なかったせいで150円の駐車料金がかかってしまいました。(いや、なにそんなみみっちいことで。。。とあなたは思うかもしれません。でも払わなくても良かったものを払ってしまったことのいたみって少ない金額でもグサっときます。)
実地調査をしないと損する可能性がはね上がります
こんかいどんな損をしたかというと上の画像にもあるとおり、区役所に行くときにとめた駐輪場で150円払ってしまったのです。
いや、そんなのケチって駐輪場ではないところにとめると放置自転車で違反だよ! ということはじゅうぶんにわかっています。
あまりちゃんと見ずにとめてしまったからこんなことが起こってしまいました。。
というのもじつはこの駐輪場の周りには
こういった区役所が設置している無料の駐輪場があるのです!
上の写真だととめるところは少なそうですが、すぐ近くに
どーんとこんなにあります!
区の施設を使用するためにとめる人は無料なんです。こんかいは印鑑証明書をとりにきたので当然無料でした。。。
この区の無料駐輪場をよーくみると自転車をちゃんと区分けしてとめられるものがないですよね?
こういうのです!(しらべてみると駐輪ラックっていうんですね。)
これがあるとないとの差で有料か無料かが決まります。(精算をするために)
じつは僕がとめた150円のところも駐輪ラックはありました。
え?なら150円かかるのは当たり前じゃないの? と考えるかもしれません。
ちょっとまってください。いつも僕が愛用している駐輪ラックつきの駐輪場が近くにあってそれを利用すればこんかい払った150円は払わなくて良かったんです!
ここです!
(この駐輪場は僕が150円払った駐輪場の50M反対側くらいにあってすぐにここにも行けます)
この愛用の駐輪場と150円払った駐輪場の大きな違いは
どちらも「一日一回150円」と書いていますが、僕が愛用している駐輪場は「2時間まで無料」!とふとっぱらな料金設定なんです!
どちらも同じ駐車ラック付きの駐輪場で、しかもほんとうにすぐ近くにあるんですが料金設定を事前に調べておかなかったミスです。
これは駐輪場でたった150円だから笑い話になるだけですみます。
しかし会社を作って色々なものを準備していざ開業!としてもその場所にお客様がいなければ売り上げがあがらないのです。
立地で7割も勝負が決まってしまうビジネスってあるんです
ネットで販売をしたり、あなたからお客様のところへいく商売であれば会社をつくる場所の実地調査をしなくても大丈夫です。
しかし店舗を出店してお客様にきてもらう飲食店、小売業、内科などのクリニック、不動産賃貸仲介会社などのような商売にとって立地は非常に重要。お客様がこなかったから移動するということはまたお金がとてもかかります。店舗型の商売だと立地で7割は勝負が決まってしまいます。
店舗商売は逃げられないのです。
なのでその出店する場所の実地調査は念入りにすべきです。しすぎてダメなことはないです。
平日、土曜、日曜、祝日といった曜日だけではなく、時間帯、晴れの日、雨の日、曇りの日といった天候の違いをみてあなたの商売がその場所で売れるかどうかをみましょう。
駅が近ければ駅の乗降者数の推移、またその街が人口の流入が多いのか流出が多いのかの街自体の今後のかのうせいも探る必要があります。日本は移民をうけいれないかぎり、人口は減少することが目にみえています。(フランスのような出生率が改善しなければ) あなたの商売が5年で終わるという期間限定なら街のかのうせいは考えなくても良いですが、長くやりたいなら伸びる街か衰退する街かは確認してください。
実地調査をしている人にとっては当たり前かもしれませんが、あえてブログにしているのはこの実地調査をしている人が少ないからです。
というのも飲食店やマッサージなどのリラクゼーション、ネイル、理美容の出店の相談を受けます。何を提供するのか、なんで出店をするのかの想いは十分伝わってきます。しかしこの実地調査をしっかりしているかっていうと、、、という人が多いです。
人通りが多そうな通りだから、乗り降りが多そうな駅だから、人気なエリアだから、カッコいいエリア、おしゃれなエリアということだけで選ぶ人が多い印象。
あなたの商品、サービスがその出店場所でうけるかどうかをいまいちど考え直してみてください。
嘘のような本当の話で、木久蔵ラーメンがスペインに出店したけれど、スペインはシェスタというお昼寝タイムがあるためラーメンを食べに来る人がいなくて撤退したという話があります。実地調査の重要性を再認識しました。
移転するにもリスクがあるから慎重に!
出店がうまくいかないったときは移転、撤退も考えることとなります。
しかし移転するにも色々なリスクがあります。
たとえば、せっかくいままで築きあげてきたお客様が移転場所によってはゼロになってしまいます。
お気に入りの美容院であってもいまより30分遠いところになるとよっぽどでないといきたくなくなります。他にも美容院は多いですし、同じようなサービスをしてくれるところが近くにあります。
またお金の面でいうと、スケルトン渡し(あなたが設置した内装、備品などをすべてもとに戻して返すこと)しなければならないかもしれません。そうすると最初に払った保証金だけでは足りなくなります。
ところで保証金の契約書面ってちゃんと読みましたか? じつは保証金を2カ月分返さないなどといった条件がついている場合があります。保証金をあてにして移転費用を考えているときは注意が必要です!
そして移転をしたからといって成功するわけではありません。 いや失敗する可能性の方が高いです。
移転や撤退のことを考えないためにも最初の出店する場所はしっかり実地調査し、成功させましょう!
【今日の気づき】
今日、開業したてにしては資金的に大きな決断をしました。
その大きな決断を即決できるのは独立して決裁権限者となった強みですね!
さらにスピードアップしがんばります!