借り入れ

借り入れの返済の方法はこれで決まり! 金利は変動?固定? 返済は元金?元利?

会社が銀行へ借り入れの申し込みをするときに金利を変動金利にするのか、固定金利にするのか、また元本の返済方法を元金均等にするのか、元利均等にするのかを決めなければなりません。どういう金利や返済方法が有利なんでしょうか。

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金利は変動金利が良い

まず金利は変動金利が良いです。まだまだ低金利の時代であり固定金利よりも変動金利のほうが金利が低いからです。(銀行の借り入れの制度によって固定金利しか選べないものもあります。)

会社の規模、業種、信用力、また銀行にもよりますが固定金利が2%だとすると変動金利は1.5%くらいで借りることができたりします。金額にすると2%だと利息は約70万円、1.5%だと利息は約53万円です。差は約17万円(借入金額1,000万円、元金均等返済、返済期間7年、金利が変動しないと仮定)。固定金利と変動金利の差はもっとあればそれ以上の利息の差がでます。

簡単にいうと金利が値上がりするリスクをあなたが負担するのか、銀行が負担するのかで固定金利と変動金利の差が出てきます。あなたが金利が値上がりするリスクを負担する変動金利を選べば金利は安くなるのです。

え? じゃあ、金利が値上がりしたらどうなるの?

という疑問をもたれるかもしれません。対策としては3つ考えられます。

1、変動金利から固定金利へ

変動金利がどんどんあがっていきこのままだと金利負担に耐えられないかもしれないというのを感じたなら変動金利から固定金利へと変更しましょう。

代表的なものは金利スワップといわれるものです。

これは変動金利と固定金利を交換するもので、変動金利が固定金利へとなります。借りている途中で変動金利から固定金利へと金利の部分だけ変更できる便利なものです。

ただ金利の市場が荒れてしまうと固定金利へと変更できないこともあります。変更するなら早めに変更することをオススメします。

(銀行員時代、変動金利でお金を貸して、同時に金利スワップを行い変動金利から固定金利へと変更したことを思い出しました。え?そんなの最初から固定金利で貸せばいいじゃん!と思うかもしれませんが、金利スワップをすればその分手数料がそのときに前倒しで入るので銀行の担当者のノルマが達成しやすいのです。もちろん手数料を前倒しでもらう分金利を下げてトータル的にはお客様の負担は変わらないようにします! 銀行員はノルマ絶対主義です、、、や、、、やむをえないのです、、、)

 

2、同じ銀行で借り換え

金利スワップを組むことができなければ同じ銀行で固定金利の借り入れに変更してもらうことをお願いしてみましょう。借り換えです。

イメージは返済しなければならない変動金利の借り入れが700万円あるのを700万円新しく固定金利で借り入れをして、返済しなければならない変動金利の借り入れを返すのです。そうすると変動金利の借り入れが固定金利の借り入れとなります。

そのときに銀行では事務が面倒でうまみがないので、700万円の新しい固定金利の借り入れではなく、1,000万円の新しい固定金利の借り入れを行い、700万円はすでに借り入れているお金の返済に回し、残り300万円の追加借り入れという形をとりたいといってくることも。

銀行としては貸した当初1,000万円が700万円になって、今回1,000万円追加で貸したとしても700万円は返済し残り300万円は当初のお金を返済した分の復活であるため、あなたに対するお金の貸出額の総額は当初と変わらないのでお金を貸しやすいのです。

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3、違う銀行で借り換え

もし同じ銀行で変動金利から固定金利にすることを断られてしまったら別の銀行から固定金利で借り入れできないかを考えてみましょう。

いまお金を借りてくれる先はすくなく銀行はひとつでも多くの新規のお金を貸す案件を探しています。

とくに他の銀行が貸しているお金を別の銀行がお金を貸して返済させる借り換え案件は銀行内部としてもインパクトが強いため銀行員はやりたがります。

メインバンクという考え方はありますが、あなたの会社のために動いてくれないのならこだわる必要はありません。メインバンクを何度も変えすぎるのは問題はありますが、変えなさすぎるのも銀行の思い通りにしか動けないことになってしまい、メインバンクがお金を貸さないといったらあなたの会社が資金調達できなく潰れてしまうのはリスクは高すぎます。

情も大切ですが、ビジネスです。情にながされすぎないように注意してください。

 

変動金利から固定金利に変更するのが面倒だったら固定金利という手も

変動金利にしておいて変動金利があがった、あがりそう、というタイミングで固定金利に変更することをお伝えしましたが、変更することが面倒、いそがしくてやってられなさそう、ということだったら金利が変動するリスクをとらないように最初から固定金利にしましょう。

固定金利にすれば金利の変動がなく資金繰りの予測が立てやすくなります。また金利の状況について意識しなくてもよくなります。その分、本業に集中できることも。

安い変動金利をとって金利の状況をきにしておくか、高い固定金利をとって金利の状況は意識せず本業に集中するか、あなたの性格も含めてあなたがどちらに向いているか考えて決めても良いです。

返済方法は元金均等返済が良い

金利は変動金利が良いとお伝えしましたが、元本の返済方法は元金均等返済が良いでしょう。

元金均等返済とはたとえば1,000万円で借り入れをしたならその1,000万円の借り入れの返済を毎月決まった一定額とすることとです。そこに毎月の利息が上乗せされるので元本の返済+利息の合計額は毎月違う金額となって銀行口座から引き落としが行われます。

いっぽう元金均等返済と対をなすのが元利均等返済というものです。

この元利均等返済は元本と利息の合計額が毎月決まった一定額を支払うというもの。このメリットは元本と利息の返済の合計額が毎月同額なので資金繰りがわかりやすくなるということです。

ならば資金繰りがわかりやすい元利均等返済のほうが良くみえますが、会社としては元金均等返済を選ぶべき。というのも元金均等返済の方が利息の総額が安くなるのです。

たとえば5,000万円を7年間、2%の固定金利で借りたとしましょう。元利金等返済では利息の合計が約362万円となります。しかし元金均等返済では約354万円となり約8万円も安くなるのです。

え?たった8万円と感じるかもしれませんが、ただ返済方法を変えるだけで8万円の差があるのです。元利均等返済のメリットである毎月同額で資金繰りがわかりやすいというものはわかりやすいというだけで元金均等返済であっても返済予定表があるのでそれをみればわかります。

会社にとってはたいした差でないのです。(元利均等返済は個人が借りる住宅ローンに多いです。というのも個人は収入である給与が毎月だいたい決まっており、また支払いも決まっています。元金均等返済は最初の方が元本+利息を多く払うことになり、だんだん減るようなグラフになります。(元利均等返済は毎月同じ金額)

その中でやりくりしなければならないので変動するとお金を返せなくなってしまう可能性があるためです。あとはわかりやすいからです。会社の財務とちがって個人の返済がいちいちいくらかを確認するのは面倒ですしね。)

元利均等返済のイメージ

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元金均等返済のイメージ

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あと、もし返済方法で期日一括返済というものが選べるならばそちらを選ぶべきです。この期日一括返済というのはその名のとおり、7年で返すという契約ならその7年後に一括で借り入れたお金を返す方法となります。毎月元本を返済することはありません。毎月返済するのは利息のみです。(利息は毎月ではなく、3ヶ月に1度、6ヶ月に1度というものもあります。)

この期日一括返済は元本の返済を考えなくてもいいのでその分事業にお金を回すことができるのが最大のメリットです。

たとえば7年後の返済期日がきたとしても借りている金額の同額を借りることができれば元本の返済はなくまた長い間借り入れを行うことができます。

この期日一括返済を中小企業で行う場合、短い期間(半年や1年)の借り入れであれば行えることがあります。また他には不動産業者が土地建物を購入するための借り入れをするとき使えたりします。借り入れを返すための元となるお金は土地建物を購入してそれを売却してから手に入るので、それまでにお金を返すことができないからです。

また当座貸越という便利な借り入れの制度をつかうときはこの期日一括返済というものが使えたりします。

 

 

ぜひ期日一括返済を使えるなら使ってみてください。

 

【今日の気づき】

せんじつ独立してからはじめて異業種交流会に参加してきました。

やはりインターネットで間接的にブログなどで宣伝するのも良いですが、直接いろいろな方と会っていろいろなお話して自分の強みを出して魅力を感じていただくのも良いですね。

お会いしていただければ他の人と違いがわかるというのを公表するのもいいですが、自分から前に出ることも大切なんだな、とあらためて思いました。

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