9月が終わりましたね。
日本ではまだまだ多い3月決算先は半期なので、業績締め等、他の月よりも大変だったかと思います。
7月決算先は申告と法人税などの納税があったかと思いますが、
納税はどうされましたか?
もしかしてまだ銀行の窓口に納付書を持って行って納税をしていますか?
月末だと銀行はとても混むし、3時までしか窓口はやっていないし、
下手すれば一日中潰れる大変な作業ではないですか?
そんな大変な作業がすぐに終わる方法が今回まとめた電子納税の方法です。
これは銀行窓口に行かなくても会社や自宅で納税ができるとっても簡単な方法なんです!
5~10年前はあまり聞かなかった方法ですが、最近はFintechが騒がれているのもあり、
納税方法にも色々な種類が出てきました。
今回紹介した納税方法のいずれかを試してみて、効率的に事務作業を行っていきましょう。
pay-easy(ペイジー)納付
まずはこれです!
こんなマークを納付書や請求書、コンビニなどで見たことありませんか?
最近では公共料金の納付書にもついていたりします。
このペイジーマークがついているものであれば、インターネットバンキングだけではなく、
近くのATMでも簡単に料金をお支払いすることができます。
実はこのペイジーを利用して税金の納税もできてしまうのです!
インターネットバンキングでできるということはお手持ちのスマホでもできるので、
移動時間中でもささっと納税ができてしまう。
便利です。。。。
ペイジーで法人税のお支払いをするには「e-TAX」という電子申告納税システムを使用し、
電子申告を行い、納付番号等を取得する必要があります。
その納付番号等をもってインターネットバンキングでお支払いします。
e-TAXは自身でも導入して行えますが、税理士でも導入している人が多いので、
顧問税理士に聞いてみてください。
(もちろん、僕もe-TAX×ペイジーの組み合わせを使っており、お客様に
大変便利だと好評です!)
なお、法人税や消費税などの国税はすべてできますが、
地方税については対応していない地方自治体もあるので、自分が所属する地方自治体をこちらから
調べてみてください。
(少し細かいことをいうと、地方税の納税の場合、eLTAX(電子申告納税システム地方版)×ペイジーです)
クレジットカード納付
ついに税金の支払いもクレジットカードで納税できることになりました!
クレジットカードは本当になんでも支払いができますね。
もしクレジットカードを落としてしまうと、、、って考えるとゾッとします。。。
(いちおう、まだ財布は落としたことがないです!笑 よく家には忘れますが。。。)
インターネット環境とクレジットカードさえあればどこでも納税ができます。
ペイジーと同じく夜間休日問わず24時間、基本的にすべての税金(国税)の納税手続きができるため、
便利です。
ただ欠点としては、決済手数料がかかることと、地方自治体では対応していないところが
多いところです。
決済手数料は「決済手数料は納付税額が最初の1万円までは76円(消費税別)、
以後1万円を超えるごとに76円(消費税別)」(国税)となっているため、例えば納付税額が
100万円であると、8,208円(税込)の手数料がかかってしまいます。。。
ですが、カード会社によってはポイントがつくので、そのポイントと比較して
どっちが得かを見た方がよいと思います。
もう一つの欠点として対応していない地方自治体が多いというものですが、
東京都は対応していることはこちらで確認できました。
しかし、神奈川県ではここを見ると自動車税のみなので、他の地方自治体もあまり使えないかも
しれません。。。
ダイレクト納付
事前に登録をしておけば、e-Taxにより申告書等を提出した後、即時又は指定した期日に、
口座引落しにより納税できるものです。
(詳しくはこちら)
基本的に国の税金であれば、すべての税金を納税することができます。
しかしこの欠点としてはやはり地方自治体が対応していなく、地方税についてはお支払いが
できないということです・・・
口座引き落としなので、インターネットバンキングを利用していない人は利用しても
良いかと思います。
振替納税(口座引き落とし)
事前に口座を税務署に届け出をしていれば、口座引き落としで納税をすることもできます。
1回登録をしておくだけで納税金額をわざわざ入れなくても、納税ができる便利なものです。
ただし、個人の所得税や消費税のみに使えて、法人では使えないのです。。。
個人の人であれば、忘れないで納税できますし、口座引き落とし日も約1か月間くらい
通常の税金納付期限よりも長い期限であり、納税資金の準備もできるので、ぜひ利用することをお勧めします!
まとめ
簡単にまとめてみました。
まとめると、法人の場合、ペイジ-かクレジットカード納付の2択となり、
クレジットカード手数料よりも還元率が高いカードを使っているならばクレジットカード、
手数料の方が高ければペイジーでの納付が良いでしょう。
(東京都の場合。他の地方自治体であれば、まずクレジットカードが
法人地方税がお支払いができるかを確認してからです。)
また、法人税をペイジーでお支払いしたからといって、源泉所得税をペイジー
でお支払いしなければならない、というルールはなく組み合わせることもできます。(紙の納付書とも)
なので、全てを試してみて自分に方法を選んでも良いと思います。
電子納税は非常に便利なので、なんだか分からないなー、で敬遠せず、試してみましょう!
(失敗しても最悪、紙の納付書で納付ができます笑)
記事を最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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