全業種です!(笑)
以上、終了!
って終わってしまったら元も子もないので、作った方が良い方をあえてあげるとしたならば、
売上入金と仕入れ、経費の支払いのサイト(期間)の差が大きい先です。
業種で言うと、「建設業」、「製造業」、「不動産業(売買中心)」などです。
建設業だと、売上は工事が完了したら請求書を出して入金があるという先も多いです。
でも、その工事が長期に渡ると、その間に社員の給料を支払ったり、外注さんに支払ったり、材料を
支払ったりと様々な経費を支払うタイミングが先に来ます。
その入金と支払いの差が大きければ大きいほど、手元の現金がなくなるリスクが高まります。
そのリスクを把握するために資金繰り表は必要なんです!
(その入金と支払いの差は銀行が融資をして埋めることも多いです。その融資を「運転資金融資」といいます。この運転資金融資についはまた改めて詳しくお話します。逆に現金商売の業種「飲食店」、「理美容店」等についてはこの入金と支払いの差が逆転するので、運転資金は必要なくなります。最近はクレジットカードも多いけれども。。。)
資金繰り表があれば、銀行の融資も通りやすいですし、いつお金がなくなるのかが把握できるので手も打ちやすいです。
キャッシュフロー改善を行う際にも必須の資料となります。
通常、資金繰り表は月次ベースで、かつ半年から1年計画で作成します。
また計画だけではなく、計画と実績を比較して問題点を把握する予実管理をすることにより、より良い
資金繰り表が作成できます!
「なんだかいつもお金が足りないんだよなー」
ってお嘆きの経営者の方々! ぜひ、資金繰り表を作成し、自社の状況を把握してきましょう!
まず、第一歩は現状把握です。現状把握し、掲げた理想に向かい、何をしなければいけないのかを考えることが重要です。
(なお、資金繰り表は月次ベースが基本ですが、資金繰りが本当に大変な企業は毎日の資金を追う日繰り表の作成をお勧めします。資金繰りは一瞬でも気が抜けないです。
今、週次で資金繰りを把握しなければならないお客様がいらっしゃり、やはり月次よりも大変です。。。)
記事を最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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