借り入れ

事業計画は整合性が大切〜元銀行員がこれだけは伝えたいこと〜

借り入れの際、事業計画や損益計画をまとめた書類を銀行へ提出することとなります。

(銀行からの借り入れの営業だったら、1,000万円借りるよーって一言で終わりですが。。。笑)

 

それらの計画書は数字の根拠やその計画通りに実現するかどうかも見られますが

一番大切なもののひとつに「整合性」があるかどうかがあります。

 

整合性はなぜ大切なのでしょうか。

 

 

整合性

 

整合性があることにより信用力があがる

整合性がない計画書はなにが正しい内容や数字なのかが分からなくなってしまいます。

そうなるとその計画書に記載されている数字や言葉の信用性がなくなり

読み手(貸す側)は計画書を読む気持ちを一気に失います。。。

 

いや本当にガクッとなるんですよ。。。

 

あなたも文章を読んでいて

 

あれ? さっきと言っていることが違うな。。。

 

と思うことありませんか?

そうなると他の文章も本当にあっているのかな、、、と疑ってしまうこともあるかと。

 

 

整合性は1つの事業計画書の中だけあるというのではなく

提出する計画書などすべての資料の整合性がある必要があります。

 

たとえば事業計画書の借りたお金をなにに使うかを記載する資金使途の欄で消耗品200万円分

購入するという記載があるのに、補足資料として提出する売り上げ、利益の記載をする損益計画に

おいてその消耗品200万円が販管費に含まれていなければ整合性がなくなってしまいます。

(なにに使うかの資金使途欄が事業計画書になかった場合借り入れの際に押さえておいた方が良い

項目なので別紙で補足しておくと良いですよ! 詳しくは下の記事を参考に。)

 

元銀行員税理士が語る。借り入れをするなら、この2つだけは押さえなさい!

 

また事業計画書の資金使途の欄と補足資料として提出する見積書の金額が違う場合もあります。。。

(いやー、このパターンを見るとちょっとガクッときます。。。)

 

 

ほかにも損益計画において売り上げを個数×単価などで細かく記載している際、

その個数の推移、単価設定についてその会社のコンセプトや事業戦略と合っているかも

当然見られます。

そこがずれてしまっているとなにをしたい会社なのか分からなくなり

お金を貸したくなくなるのです。

 

 

特に創業融資を狙う際には整合性があることは絶対です!

創業の計画書は事業をまだ行なっていないため実績がなくそもそも信用力が薄いです。

そんな計画書で整合性がない資料を提出されると机上の空論感がより出てしまって信用力が

格段に下がってしまい借り入れをするのが難しくなります。

 

整合性は思っているより本当に重要なんです。

 

 

面談と計画書の整合性も大切

整合性を取るのは計画書などの書類ベースだけではなく

銀行と話しているときの内容とも一貫性を持たせる必要があります。

 

借り入れの面談の際に計画書をベースにいろいろな会社のことを銀行員が質問をします。

その質問の答えと計画書の内容が違っていると何を信じて良いのか分からなくなってしまいます。

 

 

口頭での話と計画書の内容が違うことなんてありえないよ!

 

と感じているかもしれませんが意外にあるんです。

 

 

たとえば、計画書を書きあげたのが1週間前で、面談は今日行うといった場合です。

日々いろいろなことを考えているので方針が変わってくることもあり

方針が変われば損益計画なども変わってきます。

そうなると計画書の内容と面談当日の話が変わってしまうのです。

 

そのときは面談当日の話が今なので計画書に沿った話をするのではなく今の話をしてください。

できれば面談当日に計画書を直せれば完璧です。

直せないとしてもこう理由でその計画書からこのように変更する予定です、と話せば大丈夫!

 

ただなにも説明もなく違う内容は話さないでくださいね。

 

またたまにあるのですが計画書を専門家や経理担当者任せに作ってもらっているケースは

気を付けてください。

 

その作ってもらった計画書をちゃんと理解せずに面談に望む人もいました。

そうすると計画書の内容を質問されても答えることができず

答えたとしても見当違いな答えになってしまい、この人大丈夫かな?感が強くなります。

 

計画書の内容は数字の根拠も含めて自分の中で消化して面談に望んでください。

 

そして面談での対応と計画書の熱量は合わせた方が良いです。

そうすることにより気持ちもストレートに伝わりますし、説得力も増しますよ。

 

 

整合性が取れているか確認する3つの方法

計画書を書き上げてから1日以上寝かす

整合性が取れているかの判断は計画書を作ってから見直すことが大切です。

またその見直すタイミングは最低作ってから1日以上は寝かしてからにしましょう。

 

というのも計画書を書き上げた勢いで整合性が取れているかの確認をすると

気持ちが前のめりになり冷静な判断ができません。

 

人は情報を読むとき言葉が足らなくても情報を補完して読み進めてしまうことができます。

書いたばかりの脳だとより一層そのことが起こりやすいです。

 

しかし書き上げてから1日以上おくと冷静な頭で確認することができます。

 

第三者目線をもつ

借り入れの際の計画書は第三者に見てもらい納得してもらうための資料となります。

 

そのためひとりよがりになっていないか

他の人が見てもすんなりわかるようになっているかが大切です。

 

第三者目線を意識することにより整合性が取れている形の文章を書くことができます。

 

またその計画書を見る第三者である銀行員はあなたの業界のことを

よく分からない人かもしれません。

 

整合性が取れていない文章を業界を理解していない人が見るとチンプンカンプンですので

注意してくださいね。

 

正しいものを知る

整合性が取れているかをすぐに確認できるようになるには

整合性が正しく取れている計画書を知ることも重要です。

 

正しく資料を作るにはゴールである正しい資料をいかに知るかです。

 

正しい資料を知るには記載例としてあげられている事業計画書などを見ても

良いですし、専門家から計画書のチェックを受けることも良い手です。

 

ゴールを先に知りましょう。

 

【編集後記】

年末は高熱によりずっと寝込んでいました。。。

健康の素晴らしさを再確認。

 

元旦からは復活しそれぞれの実家へ。

 

明日でお休みは終わりです。

さて最終日、なにをしようかなー!

 

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