せんじつ同業者のかたとお話ししていろいろな気づきをもらいました。
そのなかであったのが自分が当たり前だと感じていたことが実は他の人からみるとおかしな点であり直したほうが良いことだと気づかせてくれたことも。
自分では当たり前だと思い込んでいる
いぜんよりは転職がしやすい環境ですが、いろいろな仕事、業界を知っている人は少ないです。
転職をしてもいままで同じ業界に行く人はいますがまったく違う業界は少なくなります。
やはりまったく違う業界だといままでのスキルを活かせないことがあるのにくわえ、保守的な考えからただでさえ転職するのにもリスクがあるのにまったく違う業界だとさらにリスクも増します。ひとりならまだしも家族で養わなければいけない人がいると二の足を踏んでしまいます。
転職せずずっと同じ会社で働いている人はもちろん、転職してもいままでと同じ業界だとその会社、その業界のことしか知らず、他社、他業界のことを知りません。そうなると当たり前にやっていたことが実は他人からみるとおかしな点というのがあります。
そのおかしな点にじつは仕事のヒントが多くあるんです。
その業界で当たり前だと思っていることを他の業界の視点をいれると大きな変化がうまれるのです。
たとえばうちの業界でいえば伝票をつくってから会計ソフトへ入力するのが当たり前。
→もちろんそんなことはなく直接会計ソフトの方が楽ですし。さらに会計ソフトへ入力もせずとりひきした結果が自動的に会計ソフトへ反映される方がもっと楽です。
他にも理容業界でいえば髪をきって、髭をそって、髪を洗ってなどのフルサービスをするのが当たり前。
→髪をきるという必要なサービスだけにしぼって価格を安くするというQBハウスは業界をおおきく変え売上、利益とともに成長しました。
このような例は数多くあり業界の慣習となっているものを打ちこわしている会社もあります。
他人からの視点を磨くために
この他業界から、他人からの視点を磨くためには転職をして違う業界にいくことも考えられますが、転職をせずに手っ取り早く視点を磨く方法があります。
他の人と話す
まずは他の業界の人、あなたとはまったく違う仕事をしている人と話をしてみることです。他の人の当たり前となっているところを聞いて、あなたの仕事で活かせることはないか、また逆にあなたの仕事で当たり前となっているところを話して、変えた方が良いこと、減らした方が良いことはないのか、意見を聞いてみることも大切です。
違う業界や仕事ではなく、年代や性別、人種などが違う人からの意見も気づきをもらえることも多いです。
仕事をしていない人と話をしても消費者からの一般的な目線を気づかせてくれるのでばかにはできません。
どんな人と話をしてもまず否定から入るではなくそれは面白そう、という考えもって、できないではなくどうやったらうちの業界や仕事で活かせるのだろうかという気持ちで話を聞くことが大切になります。
本、ブログを読む
人と話すのではなく人の考えを知るということで本を読むことも効果的です。
そのさいにあなたの業界だけではなくまったく違う業界の本を読んでみましょう。そのときは違う業界の専門的な内容よりも一般向けの本が良いです。中高生向けだったらより簡単なことばでわかりやすく書かれているので話があたまの中に入りやすくオススメ。(まったく違う業界だと専門用語がでてきた瞬間いやになって眠くなってしまいますもんね。)
本よりも手間がかからないのがブログを読んでみることです。本と違い体系化されていないので別業種、別の仕事だとはいりにくいかもしれませんが、事前に本を読んで事前知識をつけてから読むと良いでしょう。
自分の専門とは違ったセミナーを受けてみる
セミナーは本と違って声や身ぶり手振りなどのライブ感があって本よりも学ぶことが多いです。
費用は本よりも高いことが多いので本で読んで、その気に入った人のHPをみてセミナーをやっているか確認してみましょう。やはりセミナーをうけるとその本を書いている人の考えがよりはいってきます。
たとえ本とセミナーの概要が一緒だとしてもその日の状況によってセミナーの内容がことなったりします。セミナーをやればわかるのですが最新の情報や話している内容に紐付けされる今いいたいことを話したりするので、本よりも深い情報が手に入ります。気に入っている人のセミナーにはいくべきです。
またセミナー後すこしでもその人と話せる機会もあるかもしれません。ぜひ積極的に話してみましょう。
定期的に他人の目線をいれることを仕組み化する
アンテナをつねに高くしつついろいろな人と話をしたり、本やブログを読んだり、セミナーを受けたりしていくと他人からの視点というものが磨かれます。
自分から動くことは忙しくてついつい後回しにしてしまうというあなたは定期的に他人の目線をいれることを仕組み化するのも手です。
たとえば毎月この日に異業種交流会に行くや、そもそもその交流会の幹事をやる、企画するなどして仕組みにしてしまったり、本を毎月5冊買って、そのなかの1冊は自分の業界や仕事に関係がないけれど興味がある分野を買うと決めても面白いかと。
あとは税理士や会計士の顧問がいるならその人にいろいろと他の業種のことを聞いてみるのも良いです。その人たちはあなたの会社だけではなくいろいろな会社のリアルな業績などをみています。どのようにして成功しているのか、どのようにして失敗しているのかなどを聞くことによりあなたの仕事のヒントが隠れています。じょうずにその人たちを利用してみましょう! (そういった質問をしつづけるとその人たちはこの会社ではこんなことを聞かれるから事前に用意しよう!と考えてくれてより濃い打ち合わせになりますよ。でも本来ならば質問をされなくてもその人たちはクライアントに話をすべきなんですけどね。)
【今日の気づき】
ついにiphoneⅩを手に入れてしまいました!
ずっと欲しいと悩んでいましたがやはりMacBookProを仕事で使っているのでそれをもっと活かしたいな、と考えての決断です。
さっそくケースと画面割れをふせぐシールを購入しました。最新の機種なのでいろいろな種類が。
時代に乗ってみていまどのような最新技術があるのかを試すのも自分の考えが広がることのひとつですよね。