人材

人ひとり雇うと思った分の1.3倍のコストがかかることを意識して雇う!

仕事をしていて忙しい!

と感じるとすぐに思いつくことは「人を雇いたい」ということです。

 

この書類を誰かが郵便で送ってくれたらな、、、

この書類の山を誰かが整理してくれたらな、、、

あ、、、これが足りなくなった、今使いたいから買ってきて欲しいな、、、

この人に会わなきゃ、、、アポをとって欲しいな、、、

 

などなど社長であるあなたは社長でしかできないことに力をいれるべきですし

それ以外の仕事については秘書や事務員さんを雇って仕事をしてもらいたいと

考えることも多くなります。

 

また仕事量が多くなると実際に手を動かすのは他の人にやってもらって

自分は頭を使う仕事、そして営業として仕事をさらにとっていきたいともなります。

 

せっかく営業でとったお客様を誰かに任せて新規で他のお客様を営業して会社を大きくしたい

じゃあ人を雇おうと。

 

ちょっと待ってください。

人を雇うとどれくらいのコストがかかるかは知っていますか?

 

え?

そんなの払う給与分だよね。

 

ってかんたんに考えるかもしれませんが違います。

人をひとり雇うだけで実際にはその給与の額面の1.3倍以上もかかるのです!

 

お金の出費

 

 

人を雇うときにはコストがこんなにもかかる

さて1.3倍以上とはどういうことでしょうか。

かんたんに試算してみました。

僕の事務所の一般的なケースです。

なんと計算すると払う給与の額面に対して1.32倍も払うことになるのです!

もちろんこれは会社によっても違いますし雇う職種によっても違います。

 

たとえばこれ以上コストが増える職種だと営業職です。

営業職でお客様との接待や贈答などの交際費やカフェなどでの会議費

お客様へと訪問する交通費などが余計に月5万円かかるとしたら

なんと経費の合計が450,000円となり給与の額面に対して1.5倍のコストがかかってしまうのです!

 

うーん、高いですね。

 

ちなみに地代家賃として16,000円を計上しているのは1坪の費用です。(横浜駅のオフィスビルなどで高めです。。。)

なぜ1坪かというと厚生労働省が労働安全衛生法にもとづき定めている

「事務所衛生基準規則第2条」に人ひとりあたりの空間を10平方メートル以上確保することと

決めており、そこから天井の高さも考えて1坪程度として僕が計算しています。

もっとひとりに使う面積を少なくすれば少なくするほど経費は浮くかもしれませんが

すし詰めの満員電車のような環境で仕事をすることは精神的にも仕事の効率的にも良くありません。

営業職の人が多いときはフリーアドレスにすると少しはオフィスを効率的に使えるかもしれません。(フリーアドレスにしても自分が良く使う席は決まってきて他のひとに座られるとチッと思うんですけれどね笑)

 

この1.3倍のコスト増を考えて雇わないと仕事は分散されて楽にはなったけれど

赤字続き、、、

あれこんなはずでは、、、人を減らさなきゃもたない、、、

ということになるかもしれません。

 

コストだけではなく面倒も多い

人を雇うということはコストがかかるというだけではなく

数字ではみえない面倒ごとも増える可能性があります。

 

人間関係は難しいです。

男性だけの職場、女性だけの職場だけでもそれぞれの苦労はあるのに

男性、女性がいっしょに仕事をしている職場の方が多く男女の考え方も違います。

 

また年齢層もバラバラであるとそれぞれの世代での考え方も違います。

 

ひとりに対して言った発言がひとによっては捉え方が違く不信感が生まれ

問題になり説明に苦労したこともあります。

 

またなぜ働いているのかというおもな目的もそれぞれ違います。

生活のため、キャリアアップのため、ひまつぶしのため、結婚までのこしかけで体面のため

などなどおもな目的も違えばモチベーションも違い仕事の任せ方もひとそれぞれ。

 

慎重に組織を作っていって順調だと感じても

組織が壊れるときは一瞬です。

それを立て直すのは作るとき以上の手間と大きなストレスがかかります。

 

人を雇うときのそういった数字にでてこない定性的な面でのリスクも考えていきましょう。

 

外注という選択肢

ひとを雇うことによるさまざまな手間を考えると仕事を切り分けて外注ということも

考えていくと良いです。

 

たとえば営業であれば1件いくらということで紹介料を支払う

また経理であれば経理代行を使うなどです。

 

最近はランサーズやクラウドワークスなどさまざまな特徴をもったフリーランスと

会社とをスムーズに結ぶサービスを提供する会社も出てきました。

あなたの会社のロゴを考える、サービス名を考える、HPのデザインを考えるなど

あなたやあなたの会社で考えると時間と手間がとてもかかるものを外注することにより

効率化ができます。

 

特に事務関係であると自分の会社でやるよりは他社へ任せるというケースもあります。

経理部門を任せる経理代行というサービスは経理の人ひとり雇うよりはコストがかからず

面倒もないことも多いから利用する会社も増えてきています。

経理の人ひとり雇うコストは年間400万円としてお金が出ていきます。

またその人が辞めてしまうと引き継ぎが大変。

そして経理を任すとその経理のひとがいつまにかお金を扱うのでエラくなってしまい

気を使わなきゃならない、、、

けっこう面倒ですよ。。。

 

あなたの会社の仕事内容をあらいだしてきりわけて外注にすることにより

効率化やコストが下がるかもしれません。

 

でも仲間は大切なことも

人を雇うのは大変といってもその雇うだけの価値を見いだすこともできます。

たとえば外注との違いは帰属意識です。

自分の会社であるという考えをもってもらうことにより

会社のために仕事をしようとする気持ちがおきてその人の能力以上の仕事をしてくれるかもしれません。

 

またいっしょにあなたの会社のことを考えてくれる人が増えることにより

あなただけでは思いつかないことが思いつくようになり会社の成長スピードが増すかもしれません。

 

社員をろとうにまよわせないようにがんばる!とやる気が増すことも。

自分のためではなく誰かのためにと考える方がより守るべきものがあるので頑張れます。

 

コストが増えることや面倒が増えること以上に

社員として仲間を増やすほうがメリットだと考えることもできます。

 

人を雇うのも雇わないのもそれぞれ

どちらが正解というものはなくあなたのスタンスで選んでいきましょう。

 

【編集後記】

仕事は繁忙期なのでもちろんがんばっていますが

それ以外に今後のことを考えることが多いのでそちらに結構な時間を使っています。

 

どうやっていこうかというさまざまな戦略は考えるのは楽しいですが生みの苦しみはあります。

とにかくこりかたまった考えをするのではなく柔軟にもっともっと考えていきます!

ピックアップ記事

  1. あなたでも明日からできる税務調査対策!親切になりすぎずいかに時間を稼ぐか
  2. 外注費を給与だ!といわれないための注意すべき4つのポイント
  3. 社長のためのスピード仕事術 いかに仕事を早く手放すかを意識する
  4. え?これも給与になるの?ただわたすだけでは危険がいっぱいなんです。。。
  5. とりあえずこれだけ!50秒でチェックするあなたの会社の貸借対照表 3つのチェック…

関連記事

  1. トライアンドエラー

    人材

    人材教育はトライアンドエラーでどんどんチャレンジさせる

    いま事務所のHPを作っています。ワードプレスで自作をしているのですが初…

  2. 人材

    社会保険をコストだけとは思わない。メリット、覚悟を決める

    せんじつ飲み会で個人事業主のときでもあえて社会保険に加入していた、…

  3. 人材

    人を雇えるかどうかは『粗利-経費』で確認しましょう

    お客様と打ち合わせをしてよくある質問のひとつに人を雇いたいんですけれど…

  4. 人材

    人材採用は広告宣伝と一緒!自社の魅力をアピールしよう

    またお聞きしました!よくある悩みの代表選手…

最近の記事

  1. 青色白色
  2. チェックポイント
  3. 炎
  4. 桜
  5. 新年

今日の注目記事

  1. チラシ
  2. 横浜駅通路
  3. 紹介
  1. チェック

    決算書

    元銀行員税理士が語る決算書はまずここをチェックして!
  2. 叫ぶ

    税金

    税理士に任せっきりでちゃんと法人の節税できていますか?
  3. 会社設立

    会社設立freeeで会社を設立してみた 自宅の引越しを同時にしたときの注意点はか…
  4. mac

    意識していること

    後回しせず、今すぐやればチャンスが掴める!? ついにMacユーザーに!
  5. 会社設立

    現物出資で資本金を増やせます!お金がないときの裏ワザ⁈
PAGE TOP