借り入れ

まずはこれだけはチェックして! 5つの創業借り入れ事前チェックポイント!

チェック2

 

創業借り入れを受けようとするときドキドキしますよね?

特に借り入れの際の面接の際、何を聞かれるのだろうか、ちゃんと答えることができるだろうか、
って考えすぎてしまうこともあるかもしれません。

 

でも実は借り入れって借り入れを考える前から既に勝負は始まっているんです!

 

借り入れの時に焦っても時すでに遅し、、、ということもあり得ます。

もちろん、借り入れの事業計画書の作成の際に注意すべきポイントは既に紹介しましたので、
こちらを読んでいただきたいですし、

 

元銀行員税理士が語る。借り入れをするなら、この2つだけは押さえなさい!

 

 

借り入れの際にもポイントとなる資本金(=自己資金)の設定の仕方も紹介をしたので、
ご覧いただきたいです!

 

これで安心! 資本金っていくらが良いの?

 

でもその計画書を作る前に確認して欲しいことがあります。

これらの確認事項を満たさないと、事業計画の売上や経費、利益の内容の審査に入る前の門前払い、
となってしまうケースが残念ながらあります。。。

 

もし満たさなくて、借り入れの審査の際に見つかると当面借り入れが受けられないことになってしまうかもしれません。

 

次に記載する項目をひとつひとつ確認し、満たさない部分があればそれを直してから、
又はちゃんと説明できるようになってから、借り入れを申し込むことをお勧めします!

 

確認事項① 今まで自己破産や債務整理などをしたことがない

正直自己破産や債務整理などを行なっている人だとかなり借り入れは厳しいです。。。
(通称ブラックリストに載っている状態)

最低でも10年は間を空けておきたいです。
(実はブラックリストに掲載されている内容は10年程度で消えるっていう話もあります)

しかし以前A銀行で借り入れをしていて返済できず自己破産等をした場合、
10年過ぎたとしても同じ銀行のA銀行で再度借りることはできないと思ってください。

一度返済できなくなった人には銀行は貸しにくいのです。。。

 

確認事項② 家賃や水道光熱費など毎月発生するものを滞りなく支払っている

やはりインフラ系も含めてちゃんと支払っていることは重要です。

少し延滞したとしても支払っていれば大丈夫な場合も多いです。

家賃や水道光熱費(税金やローンも含む)が滞っていると、今回の借り入れも滞るのではないか、
またこの借り入れでその滞っているものを返済されるのではないか、と疑われてしまいます。

家賃や水道光熱費は口座引き落としなら口座の明細、現金で支払っているならその領収書などの支払った証拠を
求められることとなるため、借り入れをしようと思った時には残しておくことをお勧めします。

 

確認事項③ 確定申告をちゃんと行なっており、それに伴う税金も支払っている

通常の会社員であれば年末調整で税金の精算はされるので良いですが、
個人事業主で確定申告義務がある方は確定申告をちゃんと行いましょう。

義務である確定申告を行なっていないものは問題です。

でも安心してください。確定申告を行なっていない場合でも、
借り入れの相談までに申告をして納税までしていたら、借り入れができたケースもあります。
(結構借り入れの計画書は頑張りました。良い思い出です。)

通常の会社員であれば源泉徴収票をもらっているはずなので捨てずにとっておきましょう。
1,2年分が必要となることになります。

もし源泉徴収票が発行されていないというブラック企業であれば、
給与をもらっていたという通帳の記録であったり、給与明細であったりと
ちゃんともらっていたというものが分かる資料の提出を求められます。
(源泉徴収票が発行されないのは違法なので、もしもらっていないということだったら会社に聞いてみてくださいね)

 

確認事項④ 店舗を伴う場合の借入時、物件の候補がある。

銀行は貸したお金がどのように返済されるかを気にします。

それには店舗がどうなっているのか、採算はその場所でとれるのか等を
借り入れの審査の際に重要視します。

飲食店やクリニック等は立地に失敗したからと言って簡単に移動ができません。

どんなに計画が良かったとしても、どんなに素晴らしい商品があったとしても
立地が悪ければ続かない店舗は山ほどあります。

立地の見極めはとても大切ですし、より具体性を持たせましょう。
(店舗物件情報だけではなく、市場調査、店舗回り調査の資料などを用意しているとより良いですね)

 

確認事項⑤ 今回行う事業の経験が6年以上ある

新しく会社を立ち上げる際、その会社の事業の経験があるってことはとても重要です。

業界の流れであったり、慣習等を知っているだけでも
事業計画書にも具体的な厚みも出てきます。

この6年という数字は公的機関である日本政策金融公庫の創業融資の要件のひとつにもなっています。

 

まとめ

これまで書いた6つの確認事項ですが、ひとつでも満たさないと絶対ダメ!ということは少ないです。
(自己破産等については例外)

でも借り入れできる確率は下がってしまいます。

少しでも借り入れできる確率をあげるため、すべて満たせるように直していきましょう!

 

 

 

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