まだ借り入れの回答がなくイライラして待っているの?こうすれば解決する3つの方法。
借り入れの申し込みをしてお金がでるかでないかの回答を待っているときが一番不安になります。あの面接で失敗していないかな、、、あの資料で大丈夫かな、、、などなど。
気にせず本業に集中したいけれどどうしても頭のかたすみにひっかかりがあり本調子ではなくなることも。
そんな回答待ちのイライラを解消する方法を3つ考えてみました。
こちらから回答期限を設定する
借り入れの申し込みをすると借り入れの面談があります。書類だけではなく実際に話を聞いてみて事業計画どおりのことをちゃんと考えているか、事業計画は達成できそうか、借りようとしているあなたは信用できる人かなどを見極めるため面談を行いたいのです。
その面談の際にかならずおこなった方が良いことがあります。それは借り入れができるかできないかの回答をいつもらえるかを聞くことです。この回答期限を聞くことの一番のメリットは回答期限を1日でもすぎれば銀行へ堂々と借り入れの審査状況を聞くことができるのです。
では回答がこないからといって不安だから逐一審査状況を銀行へ聞くとなるとどうでしょうか。これはけっこうな悪影響があります。。。
ひとつはあなたが銀行員の立場にたってもらえればわかるのですが、まずはウザいです笑 ただでさえ日々忙しいのにその審査状況をメールや電話で問い合わせがあるとなると「こいつ、しつこいな、、、」になってしまいます。 面倒なお客様扱いされてしまうと今後継続的につきあっていきたいと思えなくなり、そのお客様のため頑張ろうとする気さえなくなってしまいます。
銀行員のやる気をそいでしまうことについて良いことはひとつもありません。
もうひとつの悪影響は逐一審査状況を聞くということは「お金をいますぐにでも欲しい人」認定を銀行員にされてしまうことがあるのです。 「お金をいますぐにでも欲しい人」=「お金がない人」となり、資金繰りが厳しい、貸したお金が返ってこないのではないかという不信感をあたえてしまうのです。
銀行員に焦っている感はみせてはダメです。銀行員は不信感を一度もってしまうとあなたがつくる資料をすべてうたがってしまうことも。こうなるといろいろ銀行員からの質問がきてめんどくさいというだけではなくお金を貸すのをとまどってしまうのです。
お金を貸す、借りるというのはおたがいの信用で成り立っています。銀行員に不信感をもたれては最悪です。
しかしこういうことはあったりしませんか?
回答期限は聞いているけれど資金繰りの関係などからもっと早く審査状況を聞いてみたい!って。
こういう場合どうすればよいでしょうか。
申し込み時期を2月末、8月末にする
借り入れ申し込み時期を借り入れしやすい時期にするというのもイライラしないポイントのひとつです。
それでは借りやすい時期っていつでしょうか。
ズバリ借りやすい時期は3月または9月です!理由はかんたんで銀行の決算があり各営業マンにはられているノルマをたっせいしたかどうかを勝負の時期だから。
ノルマをたっせいするかどうかは給与、賞与、出世にも響く重要なことです。ノルマがたっせいできないと今後つづく長い銀行生活はとてもつらいものになります。
そんなノルマですが何ヵ月も前によゆうで終わっていると言う人は少ないです。ノルマのしめに向けてラストスパートをして種をまいた案件を決算近くにかりとっていきます。
そんなとき借り入れの申し込みがきてそれをおこなえばノルマたっせいに近づくと分かれば多少無理そうな案件でもなんとか通そうとします。(いやー、僕自身も上司をつかって結構がんばりましたよ笑 上司も数字をたっせいさせるため必死なんです。)
借り入れの審査を通すとき担当している銀行員の熱意はひじょうに大事です。熱意次第で通る案件も通らなくなったり逆もまたしかり。その銀行員の熱意を高めるのにノルマたっせいができるかどうかということを利用しましょう。
しかし3、9月の借り入れが通りやすいといっても3、9月ギリギリで借り入れを申し込まないでくださいね。日程によってはギリギリだと借り入れを申し込まれても3、9月までにお金を貸すのが間に合わなかったりします。またお金を貸す案件がすでに多くありノルマがたっせいしてしまっていることがあります。そうすると来期のノルマのたまとしてあえて借り入れの回答を遅くするという内部的な事情もありえるのです。。。
余裕をもってはやめに打診
資金繰りに間に合わなさそうだからとイライラするのを回避するにはやはり余裕をもって借り入れの相談をすることが大切かと。ぎりぎりなんとかなるかなーとしできる限りお金を借りないとするよりお金に余裕がある方が銀行はお金を貸しやすいのです。(ぎりぎりで回していたけれど急な出費で会社が倒産しました、では笑えないですからね。)
でも借り入れの相談は早めにって伝えてますがすべて借り入れの申込書をださなければいけないわけではありません。借り入れの申込書をだしてしまうと受け取った銀行はOKかNGの判断をかならずしなければなりません。
NGになってしまったら再度申し込みはすぐにはできません。(案件にもよりますが6ヶ月は間隔をあけたいです)
これでは資金繰りの危機には対応しにくいです。
よって借り入れの相談は本当に相談で良いのです。このくらい借りれるのって。そうしたら資金繰り表や試算表を出してっていわれるのでそれらを出して相談しましょう。
気軽で良いので早め早めの相談を心がけると良いですよ。そんな気軽に相談できる銀行員がいなければ税理士に相談してみたら解決するかもです。税理士は銀行とのパイプをもっている人もいますから。僕も良くお客様に銀行を紹介しますよ!
【今日の気づき】
先週月曜に現在の勤務先である横浜事務所が隣のビルへと移転しました!
いつも通り近くのコーヒーを買って考え事をしながら歩いていたらいつのまにか前の事務所のエレベーターホールにいました。。。。
慣れってこわいですよね。
でも慣れは悪い慣れだけではなく良い慣れもあります。習慣っていうものですね。たとえば毎月請求書を出す習慣、会計を入力して数字を把握する習慣、領収書を整理する習慣などなど。まとめて一気におこなうとつらいかもしれませんが習慣でいつのまにかやって終わっているという段階まで習慣をもっていくと良いです。
歯磨きするようにルーティンの事務作業をやってしまいましょう笑