税理士開業してやっておいた方がよい3つのこと〜独立して1年がたちました!〜
税理士として独立開業して1年が経ちました!
あっという間の1年です。。。
今回は生存報告も含め、自分の1年間の振り返りしつつ、税理士として独立するこれからの人のために自分がやっておいてよかったことをまとめつつ、
自分の今後の抱負を書きます
目次
1年目を振り返って独立する税理士はこれをやっておくべき!
あっという間の一年。
だれもがいうことですが、自分でもよーく身にしみました
独立して食べていけるという自信はありましたがやはり不安もあり特に昨年の4月から6月まではなにしようかなーと日々もんもんとしていました。。。
どうすればお客様が増えるのかな、、、と常に考え色々な交流会に出たり名刺を配ったり試行錯誤のまいにち
この一年で名刺を何回変えたでしょう
この一年で何回収入ゼロならバイトなにをしようかな、、と思ったことでしょう
試行錯誤のまいにちがようやく身を結びつつ徐々に紹介でお客様が増えていきました。
何がきっかけで紹介が増えていくか、これをやれば絶対成功する!という法則、仕組みというものは残念ながら自分の中にはまだありません。。。
が色々な人に会って、色々な所に行き、駄目です、、、やれません、、、というのを言わないようにすることを特に開業当初の時は念頭に置いていました
それはすぐに結果が出ないことが多いかもしれません。
しかし、がむしゃらにやることにより自分の仕事の取り方、仕事の進め方が見えてくるというのもあるのかな、と感じています。うだうだ悩む前に行動あるのみ!ですね。
自分の中で5つのステップを考えており今現在はステップ2の段階です。(ステップ5はなんと5年後の未来。孫正義みたいに何十年先というのは考えられませんが、1年先ではなくつねに先、先をみていきたいと思っています)
「生きる!」というのがステップ1の段階です。(売上目標やターゲット目標などほかにもいろいろありますが。)
やはり食べていけないと目先のお金を得るために自分がやりたくない仕事をやることになってしまい、それでは独立した意味がなくなってしまいます。
自分のやりたい仕事をやるという考えがよくありますが、まずは食べていくこと、そのベースができたからこそ自分のやりたい仕事を選べるようになるというものではないかと感じています。
自分の中で成功法則というのはないですが、独立で比較的順調にいけたかなと思うことは下の三つのことがあげられます。
もし独立を考えている方がいらっしゃらればひとつでも心がけてみては。
1、周りの専門家に挨拶をしたこと
まずは開業したてのころに税理士以外の専門家に菓子折りを持って挨拶に行きました!
それも飛び込みです!!笑
正直ふつうの新規営業としての飛び込みはチキンなのでできません。
しかし専門家への飛び込み挨拶はハードルが少し低いのかなと感じています。
というのも、専門家(具体的には社労士、行政書士、司法書士、弁護士など)の方々は税理士からお客様を仕事を紹介することも多く、相手にとっては税理士という存在は仕事をいただけるかもしれない人というイメージがあるからです。
なので実際も皆さん好意的に挨拶を受け入れてくれましたよ!!(ドキドキでしたが。。。笑)
その結果自分のクライアントが困っていた時すぐに信頼できる専門家をご紹介できましたし、またそれらの専門家の方々から仕事をご紹介されたこともあります!
独立開業時の時間が有り余ってる時、特に嬉しかったです。
税理士として独立するならばまず自分の事務所の近くの専門家の方々に挨拶することをお勧めします。(菓子折りはなくても良いかもしれませんが)
ちなみに挨拶した専門家はネットで探しました。条件はHPがある専門家です。
HPがない専門家も多いですが、HPがないと自分とは感覚が合わないのかな、、、と考えたからです。(その結果、良い方とも出会えました!)
2、自分が他とは違う何かをスパッと言ったこと
1の専門家の方へ挨拶をしたときにも思ったのですが、その方に仕事を紹介しようとする際に何が得意なのか、どんなお客様がターゲットなのか、明確に答えがある方が良いなと感じました。
というのも挨拶した方の中には、何でもしますよ!や他の専門家の方々と似たり寄ったりの仕事しかアピールしていただけない方もいらっしゃいました。
そうすると紹介する側にとって誰に紹介すればいいのか困ることがあります。
そういったことを考えると、特徴があれば
「あ、この仕事だったらあの人にお願いしよう!」
というアンテナが立つので非常に紹介しやすいです。
税理士もまったく同じです。
正直他の専門家の方々も含めて一般の方々は税理士がどんなことをやっていて、どういった違いがあるのか、ということを詳しく知りません。
そうすると安さで勝負や以前お会いした人など身近な人だけ仕事を紹介されるため、まったくの新参者である自分に仕事を紹介される確率が下がります。
ですが何か他の人とは違う特徴をスパッと一言で伝えられることにより紹介をしてくれる人のアンテナが立ち紹介が得られやすくなるのです。
ちなみに私であれば元銀行員なので融資に強いといったわかりやすいものがあります、融資が強ければ財務数字にも強いのかなーと言う印象の裏付けもできるのでわかりやすいと思っています。(自画自賛??)
元銀行員という肩書きがなければ何か自分の中で棚卸しをして他との違いを見つけることをお勧めします。
よくそんな他の人との違いってない、という人が多いですが、絶対に他の人とは違った特徴があるはず!
1/10×1/10の掛け算で100人に一人の存在になれます。そんな掛け算の組み合わせで自分なりの何かを見つけていきましょう。
3、独立前にも交友関係、仕事関係を深めていたこと
勤務していた時の交友関係や仕事の関係というのは独立することになったら非常に重要なパイプでもあります。
勤務していた時は意識はしていなかったのですが、勤務していた時にちゃんと仕事をしており、かつひとつひとつの案件に丁寧に対応していたので、独立後仕事を保険会社の方からご紹介いただいたこともあります。
とくに独立したあとは看板がなくなるので非常に苦労します。
しかし勤務をしていたときに、横柄な態度をとらずちゃんと対応していたり、また自分の仕事ぶりをアピールしていたことにより紹介を受けられることもあるのです。
独立してから対応はちゃんとしよう、というのではなくいまからでもひとつひとつの案件に丁寧に対応していきましょう。(特に紹介案件!)
2年目に向けての抱負
今現在は税理士の中薗です、ということで税理士として仕事をするより、経営者のパートナー、経営者の想いを実現するために一緒になって考える仲間というスタンスで仕事をしています。
その経営者の想いを実現するために税理士という資格があり元銀行員という肩書きがありキャッシュフローコーチという資格も持っている状況です。
(キャッシュフローコーチとは、経営数字をわかりやすく伝えて、社外CFO(財務幹部)として納得の意思決定をサポートし社長の本業の発展に貢献するコーチです。
詳しくは https://spartice.com/cashflow/)
1年でここまで自分の変革が起こるとは思いませんでした。
2年目はもっと税理士ということで仕事をするのではなく、中薗だからということで仕事をしていくようになりたいと考えています。
税理士だからお願いします!というものではなく、あなただから任せたい!それに税金の計算もできるんですね、というイメージです。
ようやくだんだんと中薗だからということで色々な仕事ができるようになっています。
もちろん税理士として仕事をしていますが、社外の財務部長という形で経営数字を使って経営者の決断を後押ししたり、決断できる材料を集めて経営者と一緒に未来を考えるという仕事をしています。
さらに縁があってもっと重要なポジションで会社の運営に携わることができ、大変ながらも会社に関わる人に笑顔になってもらいたいなという気持ちで日々頑張っています。
2年目も1年目と同じようにあっという間に過ぎてしまいます。
それは充実している毎日なんだと思いつつも日々に流されないように着実に1年先、3年先、5年先、自分は何をしていきたいのかということを常に考えて行動をしていきます!
最後に感謝を
本当に独立に際して今まで色んな方にお世話になっています。
感謝しきれません。
面と向かってお礼を言うのは恥ずかしいので今回ここで改めてお伝えできればなあと思います。
仕事を紹介してくださった方や前職でお世話になった方々、また交流会で出会った方や同業者、またいつも気にかけてくれた親族、そして何よりも独立をすると言った時に一度も独立を反対しなかった自分の妻にはとても感謝しています。
自分が独立して良かったと日々感じることが、応援してくれるひとたちの気持ちに応える一つの方法じゃないかなと思っています。
また改めて今後ともよろしくお願いします!
【編集後記】
自分のキャパはつねに一定は空けておき、やりたい仕事がきたらすぐに手を出せるようにしていますが、最近キャパの余裕が、、、
といったところです。
(でも自分の口癖は、「時間はあるものではない。時間は作るもの!」という考えのもと動いています。)
信頼してくださり、仕事をいただけるのは非常に感謝しています。
その信頼にこたえるよう常に自分を磨いていきます!
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