目標をそのままにしておかない! 意識しておくと良い事業計画のつくりかた

年末にかけてあるクライアントと長期事業計画を練っていました。

事業計画を練ったというとあなたはどのくらいの期間を想像しますか?

 

1年? 3年?

いやいや、、、今回は6年!

ひさびさの長期計画です

 

僕自身今日の昼ごはん、なにを食べよーかなーと思っているのに、、、6年って!

6年後はもちろん平成ではありません

東京オリンピックも終わっています(東京のつぎのオリンピックが開催されているころ?!)

 

 

こんかいは一般的な損益計画を作るだけではなく

事業概要、2018年はどんな年だったのか、2019年はどんな年にしていきたいのかなどなど社長の想い、会社の想いを経営数字に落とし込んで

社長だけではなく、社員とも一緒に会社の将来を考えていきましたよ!

 

 

数字はただ決めただけでは絵に描いた餅になってしまいがち

それを絵に描いた餅にしないためになにをしたら良いのかということを言語化してみます

 

 

目次

なぜやらなきゃいけないのかを腹落ちさせる

まずはマインドセット

心構えです。

 

あなたはその計画を作ったとき、やりたいことがあって、どういう会社にしたいかという想いがあるからこそ、その計画を作ったんですよね。

ただなんとなく年始めだから計画を作った、銀行からお金を借りる為など第三者に言われたから仕方なく作った、、、

といったものではやる気がおこりません。

 

たとえば自分自身が社員だと思って置き換えてみてください。

経営者であるあなたが社員だとした場合

社長から「はいこれ計画です、これ達成してくださいね!」

と言われたところで本気でやろうと思いますか?

ん? なんでやらなきゃいけないの? と思うはず。

計画が腹落ちしていないから。(腹落ち=納得とも同じですね)

 

やるしかないよなー 給料もらっているし、、、

これではパフォーマンスはあがりません。(あがっているひとは自分なりになぜやらなきゃを考えているひとです)

 

自分ごとになっていなく、腹落ちしなければやりません。

腹落ちさせることによって、行動に向かいます。

行動することは力が必要です。その力を後押しするのはなぜやらなきゃいけないのかということを考えるから。

行動したくないなぁと思ったとき、なぜやらなきゃいけないのかということをもう一度考えることによってまたやろうという気持ちが湧きます。

 

 

 

見える化する

見える化すること、それはアクションプランをつくること。

冒頭の会社はいままで損益計画は作っていましたが

それをアクションプランまで落とし込んでおらず、気づいたときには計画と対比して後手後手になっていました。

とりあえずなんとなく売れる、そういう世の中ではもうありません。(とくに冒頭のクライアントの業界は非常に環境が厳しいところです)

 

偶然ではなく、必然として目標を達成する。

そのためにアクションプランが必要なのです。

 

地図がないままどこに向かってもいいか分からず進むのはとても厳しいです。

ちょっと想像してみてください。

あなたがまだ行ったことのないある場所に行こうとします。

 

あと何時間どのくらいの距離歩けばゴールができる、と思って進むのと

時間もわからずとりあえずこっちの方に進み続ける!と思って進むのと。

 

前者の方が一歩でも足を踏み出そうとなります。

 

 

ここでアクションプランをつくるときの注意点!

アクションプランをただつくれば良いのではなりません。

アクションプランは計画を達成するためにつくるもの。

ということはアクションプランを実行すれば計画を達成するという、リンクが必要です。

 

意外とあるのが、つくったアクションプランを行ってもその計画には達成しない、、、というもの。

そうなってしまう理由はいろいろありますが、

アクションプランをつくるのが慣れていなくてとりあえずできる行動を羅列してしまった、

周りの状況、自分の会社の状況がわかっておらずズレたままつくってしまったもの、、、

アクションプランをかんぺきにこなしても計画達成できませんでした!となってしまったら泣くに泣けません。。。

 

アクションプランをつくり、それを達成すれば自分が思い描いている計画に達成するというものが大切。

そのアクションプランを達成しさえすればいいんです。

アクションプランを達成しさえすれば計画が達成できるというそのリンクは非常に重要だと考えています。

僕はクライアントとアクションプランをつくったとき何度も何度もそのリンクを確認しました。

 

「この目標をするために、あなたはその行動を行うと言っていましたが本当にそれを行えばその目標が達成しますか?」と。

 

 

またアクションプランには見直しが必要。

そのとき作ったアクションプランが全て正しいわけではありません。周りの状況自分の会社の状況日々変化していきます。

その変化にその計画とアクションプランが耐えきれなくなった、方向性が違うと思ったらすぐに変える必要があります。

見直しをしないと、アクションプランを必死になって達成したのに計画は達成できませんでした。。。という悲劇が生まれてしまうのです。

 

僕も自分自身のアクションプランを鞄の中に入れて定期的に見直しています。

ああでもないこうでもないといいながら自分の思いを達成するため仕組み化する必要があるかなと。

 

「やらなきゃいけない」をつくる

2018年、僕は場の力というものを非常に強く学びました。

 

自分だけではなかなか最初の一歩が踏み出せない、また踏み出したとしてもそれが続かない。。。

あなたにもそんな経験がありませんか?

そんな経験をなくすのが、場の力、「やらなきゃいけない」をつくること。

 

たとえば、

この目標を達成します!と周りのひとたちに宣言する。

これもやらなきゃいけないをつくっています。

やらなきゃ恥ずかしい、、、言ったからには引くに引けないな、、、その気持ちを利用しています。

 

また

第三者と一緒になってやること。

ということは非常に効果的なだな、と感じるようになりました。

自分だけではついつい緊急性が高いことに引っ張られてしまう、面倒なことから逃げてしまう。

そんな自分に対して

第三者と定期的に会い、先月はどうだったのか、今月はどういう状況か、来月以降はこのままでいいのかといった時間をいれることにより

「やらなきゃいけない」パワーにより自分に圧がかかるのです。

 

僕自身もうそういった時間をもうけています。

ついつい怠けてしまう自分というものを分かっているからこそ、やらなきゃいけないという強制力がある環境をあえて自分からつくることにより

自分ではできないこと、

自分では甘えてしまうことにストップをかけるのです。

 

経営者であるあなたは、ああしなさいこうしなさいということを言われることは少ないですよね。(自分で物事を決めたいから経営者になった人も多いですしね)

自分一人だけで突き進める人もいます。

しかし第三者の力を利用することによって自分では行くのに時間がかかるところに後押ししてくれる存在をつくる、そういった場をつくることの効果をとても強く感じます。

 

年初にたてた目標はいつのまにかやらなくなってしまう、、、忘れてしまうだよな、、、とあなたが感じているなら

ぜひ「やらなきゃいけない」をつくることを意識してみましょう。

 

 

【編集後記】

今回のブログは Google の音声入力を使いました!

こんなに精度が上がってると思えませんでした。。。とても使いやすいです。

まあ第三者がいる外で音声をつかってブログを書いているとちょっと怪しい人かと思うので第三者がいないところで書いていますが、、、

 

年末にとあるAI セミナーを受けたその日に Google Home とNature Remoを買い、音声をつかっての生活を楽しんでいます。

「ねえ Google テレビをつけて」と言えばテレビがつきます。

最初はチャンネルで変えた方が早いんじゃないと思いましたがボタンの種類によっては音声の方が良いです。

すべて音声で やりきらなきゃいけないわけではないと思っています。

適材適所のように音声の方が良いところは音声で、違う方がよければ違う方法で、という風に柔軟な発想でいろんなことにチャレンジしていく年にしたいなと思っています

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