他人事から自分事。新サービスを売るための考え方!〜ツタヤのセキュリティキーからの得たもの〜

ツタヤにDVDを借りに行きました。いつまにかツタヤも有人レジがなくなり無人レジが大半をしめるように。最近のスーパーでも無人レジが多くなりましたね。

その無人レジを使い楽しみにしていたDVDを見ようとしたら

あ、、、開かない??

となぜかDVDのケースが開かないのです。。。これはあらての嫌がらせかな、、、と考えましたがじつはケースを良く見ると黒いセキュリティキーがつけっぱなしだったのです。セキュリティキーとケースをこわして中身を取り出したいしょうどうをおさえて泣く泣くもう一回ツタヤへ。無人レジのところにはちゃんとセキュリティキーのことは書いてありましたが目に入りませんでした。

無事DVDは見られたのですが無人レジなども含めた新サービスは丁寧な情報提供が大切です。

 

 

目次

新サービスならどうなるかという将来像をわかりやすく

新サービス、新商品がつぎつぎと世の中に出てきています。考え方が新しいというものもありますし、ITの技術が進んだことにより実現することができたというものもあります。

新しいものはどう利用するか名称や内容で予想がつくものだけではなくどのように利用しどんな効果があるものかもわからないものも世の中に多くあるのです。

そんなときいままでなかった新サービス、新商品であればあるこそできるかぎり丁寧にどう利用するのか利用することによってどんな将来像になるのかということをお客様に情報提供しなければなりません。

そのときの情報提供のわかりやすさを求めるならばまずターゲットとするお客様をめいかくに設定してください。めいかくに設定というレベルはどこまででしょうか。

男性で20歳代!というレベルではありません。

斎藤隆さん、男性、23歳、東京大学法学部卒業、大学でのサークルはテニスサークル(サークルでは副部長)、大学在学中国家1種の試験に合格、大学卒業後内閣府で勤務、将来の夢は政治家(自民党)、朝5時に起き6時に家を出る、7時に勤務先に到着し〜、、、

とすごく細かく人物設定をします。それこそ経歴だけではなくその人の日々の行動も考えるのです。

そしてそのターゲットとするお客様が設定できたならそのお客様が新サービスを利用したり新商品を使ったりするまえの状況からその新サービス、新商品を見つけるまでの過程、そしてそれらを利用したり、使ったりしたあとの状況をストーリー立てて表現することでターゲットとするお客様が自分でも利用したりするとそうなるんだ!と将来像を描きやすくなります。

 

ハードルをできる限り下げる

将来像を描きやすくなるとどうなるのか。

新サービス、新商品に対する不安がへり、利用したり使ったりすることへのハードルが下がるのです。この心理的ハードルをいかに下げるかが大切になります。

将来像を描きやすくしお客様の身近に感じてもらうことにより新しいものを手に取ってもらいやすくなるのです。お客様が他人事ではなく自分事だと感じてもらうように工夫していきましょう。

また身近に感じてもらえるための方法としてお客様の声を集めたり、モニターを募集してその新サービスや新商品を使っている状況をレポートすることによりイメージを与えることができます。そのイメージにお客様は自分をとうえいすることによりハードルを下げられます。

 

組み合わせだけではない新しいサービスも考える

新しいサービス、新しい商品を生み出すのは既にこの世の中にあるもの同士の組み合わせ、掛け算や足し算などでできるということが言われていたりします。

その考えはもちろん大事です。なんも0から1を作り出すのではなく、1+1=2といわず3以上を目指すアイデアを出すには組み合わせは重要でもあり0から1を作り出すよりは簡単でもあります。

でもただの組み合わせたり足すだけではなく0から1を作り出すことも重要です。

たとえば冒頭のツタヤの件でいうと無人レジというものを足してセキュリティ部分は既存のものをつかっていました。ここでただ無人レジにするのではなくいままでのセキュリティキーをなくしまったく違ったセキュリティ対策を行うことによりお客様への満足やセキュリティキーのコストがなくなるかもしれないのです。

(レジを通すだけでセキュリティが外れるなど。でもこのていあんはただ自分がセキュリティキーを外せなかったことに対するものからきているだけかもしれません泣

 

【今日の気づき】

新しいサービス、新しい商品を売ることはとても難しいです。まず今までにまったくないものだと受け入れられるまで時間がかかり買う人は少なくチャレンジャーな人しか買いません。でも当たり前のものにちょっとプラスしただけだとお客様の興味がひかれなかったりひかれて売れたとしてもちょっとプラスだけだと真似されやすくすぐに似ている商品がやすく売られてしまいます。

僕としては今までにないものを作って売っていきたいという人を応援したいですし売れるようにできる限り協力していきたいです。(新しいものはワクワクしますし、ちょっとプラスの類似商品だけではつまらないですしね)

新しいものを売るには、他人事ではなく自分事として身近に感じてもらうことがポイントになります。