え?賞与をあまり考えなしで渡しているの? 賞与は効果的に渡すべきです!

そろそろ賞与の時期です。

賞与って良い響きですよね。賞与の月は通常の給与と賞与の2つの収入があるので一気にお金持ちになった気分です笑

(賞与はもらう側ではなく、支払う側なのでうらやましいです。。。)

 

ちなみに賞与ってどういうふうに渡していますか?

 

実は賞与を渡すときってその人に対する評価であったり期待することを伝える一番のチャンスなんです!

目次

賞与を受けとるときは評価を伝えやすい

口頭だけで評価をしているということを伝えるより、

目に見えてもらえるもので評価されているとわかる方が人はより実感がわきやすいものです。

 

人は現金なものです。。。(もちろん僕も口頭だけより嬉しいです笑)

 

賞与を渡す際はなぜその金額なのか、

今後会社としてその人にどのような存在になって欲しいのか、

そしてその求められる存在になっていくとどのくらい賞与を支払うことができるのか

 

を伝えることをオススメします。

 

ちなみに僕は横浜事務所のメンバーひとりひとりに『ありがとうカード』(名刺サイズのカード)を

渡してどんなことをしてくれて嬉しかったのか、評価をしたのか、

期待していることを伝えています。

そうすることによって会社としてだけではなく、

もっと身近な個人としての思いを伝えることができると考えています。

(あるメンバーからは『ありがとうカード』は見てくれているんだってわかり、実はいつも嬉しいですと言われました。

1枚書くのに最低5分はかかるので5分×20人=100分と意外に続けるのは大変ですが、

こういった意見が嬉しくて頑張っています。)

 

また賞与はある意味イベントでもあります。

たとえばありがたみと重みを味わってもらうために振込ではなくわざと現金で手渡ししている人もいます。

振込の入金だと数字の羅列となっていて重みは実際に感じられません。

でも現金としてじかで渡すことにより現金そのままの重みのほか、会社としての想いも感じてもらえます。

人数が多く賞与の金額が大きいほど大変かと思いますが、一度試しに行なってみてはいかがでしょうか。

振込ではない現金で賞与をもらったときの社員の目の輝きが違うかもしれません。

(社員が賞与をもらったあと金額が大きいと持ち帰る時、防犯上どうかという問題はさておき。。。)

 

どのくらい賞与を支払えば満足するか

賞与を支払う際、なるべく納得した上でもらってほしいです。

どのくらいの賞与を支払うことが適切で、賞与をもらった社員は満足するのでしょうか。

 

会社に利益を残したいけれど支払いすぎて利益がなくなるのは問題です。

社長は利益を求め、社員は給与を求める。そのせめぎあいです。

納得してもらいつつ利益を確保していくのです。

 

適切な賞与の金額。。。。

 

むずかしいですよね….

 

賞与の適切な金額としてひとつ参考になるのは同業他社の水準です。

賞与にはその業界、職種のスタンダードというものがあります。

そのスタンダードはぜひ知っておきましょう。

 

社長がこの金額で大丈夫だろうと思った金額が実はその業界では低い水準かもしれません。

同業他社の水準を見るにはBASTと呼ばれる経営指標が参考になります。

 

またそれ以外に参考になるのが、同業他社の求人票です。

その求人票でどのくらいの水準で賞与を提示しているか確認しておきましょう。

その求人票より賞与の金額が低いと社内で転職を考えている人には魅力的に写ってしまう場合もあります。

 

しかしその求人票を信じすぎないでくださいね。

求人票は人が欲しくて出しているものです。

他の会社よりも少し多めに賞与の金額を提示していることも。

求人票の賞与の金額とBASTの金額などの組み合わせで判断していきましょう。

 

また賞与をいくら出せば満足する!

 

という明確な基準はありません。

 

人によって考え方はそれぞれですし、人は賞与の金額に慣れてしまうというのものもあり、

前回よりも変わらない場合、たとえ金額が多くても満足をしにくくなります。

 

満足を目指すより、納得してもらうことを目指しましょう。

納得させるためにはある程度明確な賞与の基準が必要です。

 

たとえば売り上げの10%を賞与として支払う等です。

 

明確な基準を設定することは難しいかもしれませんが、

あいまいで基準がない場合、どうやれば賞与の金額が増えるかがわからず、

またどう頑張っていいかわからないため、納得できなくなり不満に感じるのです。

 

賞与は下げやすいけれど、給与は下げにくい

賞与はある程度明確な基準があると良いといいましたが、

給与よりは神経質にならず賞与を決めても大丈夫です。

 

というのも、賞与は過去の功績により上下をさせやすいものです。

しかし給与は一度上げてしまうと下げるには相応の理由が必要となります。

 

働きざかりの人やこれから働きざかりになる人の給与をあげるのはそこまで問題はありません。

しかし働きざかりも終盤、またはもうこれ以上能力が上がらず、逆に年齢とともに

能力が下がっていくだけ、、、

という人にはその人の実績を評価する際、給与を上げるより、賞与を上げましょう。

 

【編集後記】

今日ポテトチップスの鳥の山椒焼き味というものを食べました。

なんか最近コンビニのポテトチップスにいろいろ珍しい味が出ていませんか?

ついつい面白くて買ってしまいます、、、(戦略にはまっているのか!?)

この味の選定は誰が考えているのでしょうか。

そのセンスにいつも驚いています。

 

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