実店舗vsVR  実店舗が勝つには遊び心が大切!予定調和をなくそう!

昨日実店舗を20店舗以上保有している小売業のお客様のところに訪問しました。

その際に話題に出たのがネット販売の勢いです。

今後実店舗はどうなるのでしょうか。

 

目次

ネットでものを買う時代

そのお客様は専門職が強い物品を販売しており、何十年も実店舗のみでした。

ネット販売を数年前から行いましたが、実店舗の売上にはとんと及ばない状況。

しかし最近になって特にネット販売が伸びてきたため、

ネット販売に力をいれることにきめ、ネット販売サイトもリニューアルしてお金をかけ
運営していくことに。

ネット販売は実店舗よりも大きなロットの注文が入る場合が多いとのこと。

ネットだと値段の比較が容易なので値段はある程度安くせざるを得ませんが、そのぶんは数量で
カバー

持って帰る手間もないためお客様にとっても楽です。

 

またいまは本当にネットですぐにものが買えてしまいます。

僕はアマゾンのプライム会員であり、欲しいものはアマゾンですぐにポチり。

そして次の日には届きます。

しかもプライムnowというなんと1時間後に注文したものが届くというサービス提供範囲なので

欲しいものが本当にすぐに届いてしまう時代です。

(ついいきおいで買ってしまってあとから、、、ということもあります笑)

ひと昔前では考えられないくらい便利です。

 

このままネットが進化したら

ネットはどこまで進化するのでしょうか。

VR=バーチャルリアリティという部屋にいながらにして現実の様々な場所に

行った(ゲームの世界にも)感覚を感じられる技術が急速に広まっています。

(VRが集まったゲームセンターにいったことがありますが、実際にその空間の中にいる感覚となりすごく新鮮で楽しかったですよ。)

 

実店舗の良さって手にとって体験できるというのがあると思います。

でも、その手に取る体験を機械を通じ感触を味わえるとしたらどうでしょうか。

 

先日会社設立の面談でお会いした人は香りを映像に合わせて楽しめる機械を作る人でした。

近いうちに家に居ながらにして感触も味わえるようになりリアルの良さが減ってしまう

可能性があります。

さらにいえば五感すべてを再現できるようになるかもしれません。

(脳を錯覚させてしまうって手もありそうです)

 

また、人と人のコミュニケーション、ふれあいという部分でも実店舗の良さがあるかなと。

それがVRが進んでも変わらずに求められるのでしょうか。

 

今の小さい子たちは生まれながらにしてネットが近くにある状況です。

実際に会うよりネットでのコミュニケーションを好む世代なら

わざわざ買いに行くよりポチっとする方が楽で便利と思うかも。

もしくはリアルを求められるのは本当に限られたものだけになってしまうのでしょうか。。。

(本日も20代男性の外出離れが顕著になっているという国交省調査発表記事を見ました。

インターネットやスマホが普及しているため外出しなくても良くなっているんですね)

 

実店舗には何が残るのだろう

実店舗に残るものはなんだろうかを考えて見ました。

ひとつはいますぐ欲しい!という即時性が高いものは残りそうかなと。

例えば

今これ飲みたい!食べたい!手に入れたい!

というもので代表的なのはコンビニや飲み物を売っている自動販売機は残りそうです。

(今日の朝も改札から出てくる人たちの流れは近くのセブンイレブンへとつぎつぎに吸い込まれていきました。朝はいつも長蛇の列です。)

 

もうひとつはそこで買うという優越感を得られるものも残るかもしれません。

例えば

高級なブティックや時計店など入口のボーイにドアを開けてもらえる

店員にちやほやされる

というそこのお店に行かなければ得られないステータスを感じるようであれば

実店舗のほうが良いかもしれません。

 

遠い将来はVRが進んで想像がつかないような世界になるかもしれません。

 

そこで強いて言えばいまネットが活況になっている中で、実店舗が勝てるのは『遊び』の部分かもしれません。

実店舗が整然として綺麗に並べられているのはある意味予定調和でなんにも面白みがありません。

ネットで整然と並べているのと同じです。

 

でも、実店舗は360度使えます。

天井から物を吊るしてもいいですし、床を透明にして物を配置してもいいですし、

あえて予定調和を崩すことにより遊びを作る、

こんなところにこんな商品が!

なんだこのポップは!

などなど

 

そして次はなにがあるのかな、というワクワク感を提供するというお店だと

また行って見たいなと考えるかと思います。

 

イメージは遊べる本屋であるヴィレッジヴァンガードであったり、道の駅のような感じ。

(地方ではシャッター街が増えていますが、道の駅ではさまざまな物が買える

ワクワク感もあり流行っていますよね)

 

遊びながら仕事をするわけではありませんが、かたっ苦しさだけではなく

遊び心は大切にしていきたいです。

(あとこんな時代だからより一層僕はまだまだコミュニケーションの暖かさは大切にしたいですね!)

 

【編集後記】

どうすれば分かりやすく伝わるだろう。

お客様だったり、同じ職場の仲間だったり。

常にそんなことを考えながら話をしています。

もうこれで完璧!

ということはありません。

日々是精進

 

 

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