自動運転から見た税理士業の将来性

昨日、税理士で独立した方と飲みに行ってきました。

そのとき、ふと話が出たのが、

「自動運転から見た税理士業の将来性」です。

急に言われてもなんじゃそりゃ、、、って感じですよね。

 

話の流れとしてはこうです。

自動運転はとても便利。

前の車を自動追尾するし、前の車が止まれば、自分の車も止まる。自分はハンドルを握っているだけで、何もしなくて良い。

本当に楽ですよね。

だけど、前の人が車を予期せぬタイミングで止めたり、

車の前に人が急に飛び出してきてしまうと機械では対応できず、自動運転が進まないのではないか。

(事故の責任問題という法的理由もありますけどね)

 

人がいる、介在するからこそ、機械では読み切れない部分があり、世の中の完全機械化は難しい。

(人=イレギュラーな存在)

逆に、イレギュラーが発生しない自動運転の車だけが通る高速道路であれば、

自動運転はすぐに導入できそうです。(動物が飛び出てこなければ、、、)

 

 

税理士業の将来性も似ているところがあるのかなーと。

クラウド会計が税理士業を奪うって良く言われています。

記帳代行もメイン業務と考えている税理士事務所や、ITについていけない税理士事務所などは時代の流れについていけず、仕事がなくなることでしょう。

でも、人と人とのコミュニケーションはイレギュラーがつきものです。

話している人が次は何を話してくるかなんて、完璧には分かりません。

そこはまだまだ人として、税理士として、やり方次第ではいくらでも仕事があるんだと思います。

(エストニアのように税理士が不要になったといわれる場合でも、その人に合うように分かりやすく

説明するニーズ、将来を見据えて、経営者と二人三脚で会社を発展させていこうとする

役割はなくならないだろうと)

 

ボタンひとつで決算書ができ、納税までできる時代が来るかもしれません。それも思ったより早く。

時代時代に合った税理士として、いや、経営者と一緒になってその会社のために

全力を尽くす人として、仕事をしていきたいです。

そういう仕事はなくならないと思うので、クラウド会計やその他のIT技術、ドンとこいです。

逆にそういった新技術は好きなので、ワクワクさせてくれるような新技術を楽しみに待っています。

 

 

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